2016年5月20日金曜日

180 mm/Hg もあった血圧が血管マッサージで正常値に下がった

180 mm/Hg もあった血圧が血管マッサージで正常値に下がった ので紹介します。 私は、ここ10年来、目を覚ますとベッドの中で血圧を測り、 「 血管マッサージ 」 をやることを習慣にしています。
毎朝、頭か足まで全身の血管マッサージを 20 ~ 30 分行っています。




当時の私は、腎糸球体(血液をろ過して尿を作る部分の、細い血管の集まり)を電子顕微鏡で調べる作業に携わっていました。

 

写真撮影のため、片目を閉じたり開いたりするうち、首の筋肉が痛くなり、左右に動かすだけで、ズキズキと痛むようになってきました。 この症状がきっかけで血管マッサージを行うようになりました。

やり方が非常に簡単だったので、早速始めてみました。すると、数週間続けるうちに、強い首の痛みが消失し、すっかりよくなったのです。

首の血管マッサージのやり方は、両手を組んでうなじに当て、皮膚と筋肉をずらすように上下左右に動かすだけです。

それから数年後、私は、研究所を定年退職し、郷里の三重県に帰って、水族館の館長になりました。現在のように、全身の血管マッサージをやるようになったのは、このころからです。転居による疲れに加えて、突然環境が変わり、通勤に電車で往復4時間もかかったためか、なかなか疲れが抜けず、とうとう不眠症になってしまいました。 休養の必要性を感じた私は、温泉地として名高い、榊原にある温泉病院を訪ねることにしました。

診察していただくと、自分でも思いがけない結果でした。私の血圧はかなり高く、非常に危険な状態だというのです。ふだんの私は、それほど高血圧ではなく、最大血圧は110~120mm/Hgくらいで、最小血圧は70mm/Hgくらいでした。しかし、このときの血圧は、最大血圧180、最小血圧が115に上がっていたのです。

下の血圧値はとても心配なものでした。 はじめは、2~3日の休養のつもりでしたが、そのまま榊原温泉病院に入院することになりました。
その入院中、再び私を救ってくれたのが、血管マッサージでした。1日3回、温泉に入りながら、全身の血管マッサージをやりました。頭、首、腕、胸、おなか、背中、腰、足といった順に、手のひらや指を、それぞれマッサージする部位にぴったり密着させます。
そして、ゆっくりと念入りに、筋肉と骨をずらすように上下に、場合によっては、前後左右に動かしました。

3週間たって退院するとき、血管マッサージのおかげで、私の血圧は、すっかり下がっていました。最大血圧は160前後、問題の最小血圧は90前後にまで下がり、問題の下が100を切ったのです。

退院後も全身の血管マッサージを毎朝続けたところ、血圧は、さらに下がっていきました。 現在では、最大血圧が110~120、最小血圧が60~70と、正常値の範囲内で安定しています。血管マッサージは、さまざまな症状に効果がありますが、特に、高血圧に効果があるということを、私は身をもって体験したのです。

血管マッサージの理論とは、ひと言でいうと、次のようなものです。血管拡張神経を刺激すれば、血管が広がり、同時に、血管壁を硬化させている糖を解離させることができます。

そうすれば、血管が柔らかくなり、全身の血流が改善し、血圧も下がってくるのです。さらに、私の場合、高かった血圧が下がっただけでなく、不眠症も解消し、冬でもカゼをひかなくなったことを付け加えておきます。

血管はもっと若返る

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