2015年3月15日日曜日

暑い夏は外出前にコップ1杯の水を飲む

夏は、たくさん汗をかくので脱水症状を起こす心配があります。脱水状態になると血液が濃くなって血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなってしまいます。もとともと血圧が高い人であれば、血栓もできやすい状態になります。
脱水症状を防ぐためには、出がけに水またはお茶を1杯飲む習慣をつけるとよいでしょう。このとき、冷たすぎる水を飲んでもすぐに尿として排泄されてしまい、水分補給にならないので常温の水をゆっくり飲むようにするのがポイントです。
外出中の水分補給もこまめに行ないます。汗をかくと、ナトリウムとともにカリウムが大量に消費されます。実はカリウム不足も心筋梗塞の原因となるので、注意が必要です。出がけの1 杯を野菜や果物のジュースに変えると、水分とともにカリウムも補給できて一石二鳥です。逆に避けたいのは、体を冷やすことです。皮膚への寒冷刺激は血圧上昇の原因になりますので、冷房車両を避け、弱冷房車両を探して乗ってください。車内での睡眠も体を冷やすもとになりますので避けましょう。電車やバスに乗る時は、簡単にはおれるものを、1枚用意しておくとよいでしょう。スーパーなどでも野菜を新鮮に保つためにかなり冷えているところがありますが、こういったところも注意です。薄手のカーデガンを持って行くくせをつけましょう。

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