2015年2月25日水曜日

加齢とともに血圧は上昇する

一般に、血圧は加齢とともに高くなっていく傾向があります。たとえば、若い女性が高血圧にかかる割合は低く、同年代での患者数は男性の半分にしかなりません。これは、血管が収縮するのを抑える働きや、体内のナトリウム・を排出しやすくする働きが女性ホルモンにあるためです。
特に若い女性は、女性ホルモンの活動が活発ですから、高血圧になりにくいと言えます。逆に70歳以上の高齢者では2 人に1 人が高血圧であると言われています。これは長期にわたるストレスの多い生活や、年齢とともに進んだ動脈硬化で血管の抵抗が高まっているため、と考えられています。
性別では、50歳までは男性の平均値が高く60歳以上では、女性の平均値が高くなっています。これは女性には更年期が原因となるためです。

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