正しい血圧の測定方法「1日2回以上自分で測定する」

血圧は常に変動しています。1日のうちでも血圧の値は大きく変動します。タバコを吸ったりコーヒーを飲んだりしただけでも血圧は変わってきます。

ドキドキしても血圧は上昇します。リラックスしている時、緊張しているときでは血圧の値は大きく異なります。

特に朝は、睡眠中低かった血圧が、目覚めとともに急激に上昇します。目覚めた直後と顔を洗った後でも値は違ってくるほどです。

ですから、毎日出かける前に測っても正確な血圧の平均値を出すことは難しいでしょう。また、病院で医師に測ってもらうと、緊張して血圧が高くなってしまう人もいますので、病院の結果だけで高血圧だと決めることはできません。 ちなみに、これを 白衣性高血圧 と言います。 ですから1日2回以上自分で測定する習慣を身につけつつ、自分はいつ血圧が上がるのか？または下がるのか？を知る必要があります。正確な値を出すためには5分間安静にし、何度かゆっくりと深呼吸をしてから測定します。

1日に何回か測定してみると、どんなときに自分の血圧が上昇しているのかがわかります。